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販売部門新人研修~採水器編(村上記)

入社して数か月、いろいろな機器の名前もだいぶ聞きなれたものになってきた。
そんな中、製造販売しているツールスを実際に使ってみる。

今回は採水器ssk35。
本体に取付けてあるメジャーテープは30メートル仕様なのだが、必要であればより長いメジャーテープを取付けることも可能だ。しかし今回は明らかにその必要もなく、あえて言うなら、この1/10仕様のメジャーテープでも十分だ。
というのも今回採水を行うのは、既存観測井戸等ではなく、この研修を行うために掘る自作模擬井戸だからである。

さっそく、模擬井戸掘りの準備を行う。
用意したのは、これまでの研修で使用したおなじみのツールスだ。ボーリングバー標準タイプ、ハンドオーガ多石層用刃先φ70と延長用ロッド。
採水器の外径は35mm、本体の長さが約570mmなので、井戸管として余っていた1400mmほどの塩ビパイプVU40を選び、キャップを取付けた。実際の井戸管なら、水がある深さに収まる部分にスリットを切るとのことだが、それは省略する。

この日は久しぶりに太陽が顔を出し、気持ちのよい秋晴れの空。少し強すぎる日差しの中、黙々と作業を進めること約1時間。
掘った孔に、井戸管を100mmほど地上に残るよう挿入。実際には孔壁との隙間に、グラベルというものを入れるそうだが、それも省略。口元の隙間を埋め、近くの水道に取付けたホースから水を流し入れ、模擬井戸の完成である。

『ご使用上の注意』に目を通し、いよいよ採水作業に入る。
「採水器を水中に降ろす際は、ゆっくりと降ろしてください。」の注意事項を忠実に守りゆっくりと降ろしていく。
なぜゆっくりとなのか・・・

この採水器には上下に弁があることにより、井戸孔内での水抜けや引上げの際の異深度での入水を防ぐことができる。
手元のメジャーテープで深度を確認し、目的の採水深度に到達したところでメジャーテープを上下させる。するとその瞬間、弁となっているボールが浮き、採水器へ水が入っていくという仕組みだ。

そのため、勢いよく水中へ降ろしてしまうと上下の弁が浮いてしまい、目的の深度へ到達する前の浅い深度の水を採水してしまう可能性があるということなのだ。そうなってしまったとしても、目的深度で採水作業を行う事で水は入替るのだが、試料のかく乱や、孔底や孔壁に本体がぶつかり変形する恐れを避けるためにも、「ゆっくり下ろす」に越したことはないのだ。

さて、井戸管の頭から800mmほど降下したところで降ろす手を止め、メジャーテープを上下させてみる。上下する度に手元に微妙な重みが感じられ、順調に採水できていることが分かる。φ40の狭い井戸管にもぶつけず、途中手が滑り再度下降させ弁が開いてしまうなどもなく、引上げ作業終了。

続けて採水した試料を容器へ移す。採水器の下部を手のひらで密封し、ゆっくりと傾け上部から試料を流し出すのだが、1度目は採水器を勢いよく傾けてしまい、口のせまい容器をオーバーしてしまった。2度目は多少コツをつかみ、こぼさず入れる事ができた。

研修を終え、原稿を書き進める中で気になったのは、引上げ時上部に溜まっていた水の事。

採水器上部には弁より上に50mmほどのスペースがあり、引上げてみると、その部分に試料とは違う深度の水が溜まっている。深度別採水が目的の場合は、上部にたまったこの水を流し捨てた後、試料を容器へ移す必要がある。
容器に移す際に、この部分の水を捨てること自体はたいした手間ではないと思うが、例えば引上げた後この部分の水を捨てる前に、ちょっと小石につまずいて跳ねたしよう。その動きによって弁が浮き上部の水が採水器へ流れ込んでしまうかもしれない。

まぁそんなこと事をしてしまうのは私くらいで、ベテラン従事者にはありえないのかもしれないが。どちらにしても、そこに試料以外の水がないに越したことはないのではないだろうかと。

そこで、もちろんそんな例え話は出さず、技術部に相談してみたところ、ポンっとすぐさま解決策が出てきた。「穴を開ければいい。」
なるほど、弁となるスチールボールが閉じた状態のすれすれのライン上に穴が開いていればいいのだ。言われてみれば、簡単な事なのだが、製品に手を加えるという考えは、自分には思いつかなかったのである。
近々、上部に穴の開いた改良版採水器ができる予定だ。できあがり次第、また試してみよう。

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