ワイン製造技術向上セミナー
1月19日に岩手県工業技術センターで行われた、ワイン製造技術向上セミナーに参加してきました。
前日から降っていた雪の影響で足元の悪いなか、県内北から南までのワイナリーの方や醸造関係の方が集まっていました。
今回、岩手大学の晴山助教が当社との共同研究テーマについて発表する機会がありました。
土壌汚染の現状や背景、土壌汚染の浄化法として今求められること等の説明の後に、ワイン残渣に含まれる酒石酸が、
揮発性有機化合物(VOC)による土壌汚染の浄化促進剤として有効利用できることが紹介されました。
また、これまで当社も一緒に数軒のワイナリーを視察させていただいた結果を基に、
ワイン残渣の利用についてのご相談もしていただきました。
醸造の方々からすると、土壌汚染の問題はなじみがなく、参加者の皆さんには理解しづらい部分もあったかもしれません。
しかし、これを機に興味をもっていただき、調査や研究等にご協力していただけたらと思っております。