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株式会社セロリ

土壌汚染調査に関する機器/その他機器設計・製造・販売
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砒素及びその化合物(第二種特定有害物質 重金属等)

砒素は、13世紀にドイツで発見されたとされ、無味無臭で毒性が強いことから「毒物の王様と呼ばれ、古くから暗殺用の毒物や、殺虫剤、殺鼠剤、毒ガス原料などに使用されています。一方、比較的入手が容易で、かつ体内に残留しやすく容易に検出される性質から、「愚者の毒」と呼ばれ、狡猾な毒殺に使用されることは少なかったようです。

ベトナム戦争でアメリカ軍が枯葉剤として使用したカコジル、和歌山毒物カレー事件の原因物質である亜ヒ酸、茨城県神栖町の地下水汚染の原因物質であり旧軍の化学兵器に使用された有機砒素など、多くの砒素化合物が毒物として使用されています。

砒素は、火山国日本において自然に存在する身近な半金属元素で、トンネル工事の発生土、津波堆積土砂にも、基準値を超える濃度で含まれていたり、土壌汚染対策法の自然由来特区の原因物質でもあります。

主な砒素化合物(環境省資料より抜粋)

物質名 化学式 分子量 主な用途
三酸化二砒素 As2O3 197.84 無味無臭の白い粉末、殺鼠剤、抗がん剤、亜ヒ酸とも呼ばれる
五酸化二砒素 As2O5 229.84 殺虫剤、除草剤、殺菌剤、木材防腐剤、染色材料
アルシン AsH3 77.95 ヒ化ガリウムの原料、ヒ化水素とも呼ばれる
ヒ化ガリウム GaAs 144.65 半導体素子材料、発光ダイオード・半導体レーザに使用される
サルバルサン C12H12As2N2O2 183.04 梅毒薬として使用されたが、現在では使用されていない
カコジル (CH3)2As-As(CH3)2 209.98 ベトナム戦争で枯葉剤として使用された有機砒素化合物

砒素及びその化合物の毒性など

引用・参考文献
「事業者が行う土壌汚染リスクコミュニケーションのためのガイドライン」
(公益財団法人 日本環境協会 平成29年3月発行)

人に対する砒素化合物の急性毒性の強さは、アルシン>亜砒酸塩>砒酸塩>有機砒素化合物の順で強いと考えられています。急性の中毒症状としては、めまい、頭痛、四肢の脱力、全身疼痛、麻痺、呼吸困難、角化や色素沈着などの皮膚への影響、下痢を伴う胃腸障害、腎障害、末梢神経障害が報告されており、砒素化合物の致死量は体重1kg当たり砒素として1.5~500mgと考えられています。 慢性の中毒症状としては、砒素に汚染された井戸水を飲んだことによって、皮膚の角質化や色素沈着、末梢性神経症、皮膚がん、末梢循環器不全などが報告されています。

発がん性に関しては、砒素を含む農薬の製造者及び使用者、銅の精錬作業に従事した作業者に、主に三価の砒素による肺がんが報告されています。国際がん研究機関(IARC)は砒素及び砒素化合物をグループ1(人に対して発がん性がある)に分類しています。

砒素及びその化合物の基準値など

砒素(arsenuc)
原子番号:33/元素記号:As/原子量:74.9/密度:5.73g/cm3
土壌溶出量基準 (mg/L) 0.01
第二溶出量基準 (mg/L) 0.3
土壌含有量基準 (mg/kg) 150
地下水基準(mg/L) 0.01
・砒素の急性中毒:吐け気、嘔吐、下痢、腹痛
・砒素の慢性中毒:剥離性の皮膚炎、骨髄障害、神経炎、黄丹、腎不全
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